今回は、宅建士の登録について、書きたいと思います
不動産業を営む時は、ひとつの事務所において従業員5人につき、1人以上の割合で、専任の宅建士を設置しなければなりません
宅建士にしかできない業務(独占業務)
① 重要事項の説明
② 重要事項説明書への記名・押印
③ 契約書(37条書面)への記名・押印
実際、不動産会社では宅建士が足りていなくて、いつも募集しているように感じます
登録できる条件
宅建試験に合格すれば、誰でも登録できるわけではありません
次のうち、どちらかの条件を満たす必要があります
① 2年以上の実務経験がある
② 実務講習を修了している
これを受講することによって、実務経験がなくても、宅建士として登録することができます
【講習の流れ】
1.通信講座
約1ヶ月間、「国土交通省不動産業課の審査を経た教材」で、自宅学習します
↓
2.スクーリング(演習)
これは、受験予備校などで受講することができます
費用は予備校によって異なりますが、だいたい2万円くらいです
1日目 9:00~17:00
2日目 9:00~15:30
2日目の最後に、修了試験(15:45~16:45)があります
【修了試験】
・択一問題
「間違っているものはどれか」「正しいものはどれか」といった形式です
・書式問題
「売買契約書」「重要事項説明書」のところどころが( )になっていて、そこを穴埋めしていく問題です
試験時間:合わせて1時間
合格点:それぞれ8割以上
ただし、これは落とすための試験ではありませんので、それまでの講義をしっかり聞いていれば、合格できるようです
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